このシリーズの全リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLr15a1TfqWpx0Zm9xo6S91ogXABhh7jC8



2024年03月01日(金)

【目次】

(1) NYT、CIAとウクライナの強い結びつきを報道
(2) これはCIAの「上書きプロパガンダ」
(3) 切り捨てられるかもしれないウクライナ
(4) ブレナン氏、最初から謀略のド真ん中に居た
(5) 諜報機関が国家を支配するとき
(6) マコーネル氏引退でまた事件が演出されるか



【概要】

今週、NYタイムズがCIAとウクライナの強い結びつきを特集する記事を出しました。

みんな知っている話なので「今さら?」と驚いた人も多いでしょう。

しかし中身を読むと巧妙に時間や因果関係が入れ替えられ、米国側の意図や働きかけがぼかされています。

これはCIAが用意した「上書きプロパガンダ」と断定して良いと思います。

先週ロシアゲートでっち上げの中心にCIAがいたことが暴露されたので、その印象を「消し」にかかったのだと思います。



そもそも「協力が始まったのは2014年マイダン革命後の約8年前」からというのがウソ。

マイダン革命は当時のバイデン副大統領やヌーランド国務次官補が仕掛けたものであり、CIAが知らなかったはずありません。

少なくとも2004年オレンジ革命のずっと前から、CIAの工作は続いていたはずなのです。

「マイダン革命はCIAや米民主党のせいではない」と言いたいのかもしれません。

その他にも「俺たちは必死で止めたのに、ウクライナが勝手に暗殺や爆破を行ってロシアを怒らせた」と、戦争責任をウクライナのせいにしています。

「でもこれでロシア国内のスパイ網が構築でき、トランプ再選も阻止できた。我々がいなければウクライナはロシアに抵抗できなかった。」と功績を讃えています。

そして最後に「いま手を引くとアフガンみたいに情けない姿で米国が撤退することになるよ。それでもいいのか」と脅しています。

一貫して「CIAや米民主党は悪くない」という筋書きなので、誰がこの記事を出させたのかがわかります。



諜報機関は下手を打つと自分が死んだり、仲間が殺されるリスクを常に背負っています。

しかし平和な時代が続くと政治家の緊張感が薄れ、うっかり情報を漏らしたりで諜報機関職員を危険にさらしてしまいます。

そこから進むと諜報機関には、平和ボケの政治家を誘導して秩序を守る責任感が生まれるのかもしれません。

さらに進むと大きな利権と結びつき、世界を裏で操る快感の虜になり、監視国家へと変貌するのかもしれません。



したがって、米諜報機関が「民意で選ばれ」「行動が読めない」トランプ氏を恐れるのもわかります。

それにしてもCIAは戦後の創設以来、いつも「やり過ぎ」で「失態ばかり」。

ウクライナが切り捨てられ、CIAも処罰される可能性が高まっています。



【関連リンク】

CIA、ウクライナと10年前から秘密協力 米報道
2024/2/26 19:05
https://www.sankei.com/article/20240226-MI623GI3VBN43CY5EN7TPWZDXQ/

https://www.nytimes.com/2024/02/25/world/europe/cia-ukraine-intelligence-russia-war.html
(DeepL翻訳)
スパイ戦争:CIAはいかにしてプーチンと戦うウクライナを秘密裏に支援しているか
この10年以上、米国はウクライナと秘密裏に情報面での協力関係を築いてきた。
今月、ロシアの戦線近くの森で撮影されたウクライナ軍の兵士。CIAが支援するスパイ基地のネットワークは過去8年間に構築され、ロシア国境沿いの12の秘密基地を含んでいる。
2024年2月25日掲載

去年7月までの支援金は3500億ドル(約53兆円)
ウクライナへの軍事支援、半分は米国 援助全体では北欧目立つ
2023.10.12 Thu posted at 18:33 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35210206.html

https://www.foxnews.com/politics/clinton-campaign-paid-infiltrate-trump-tower-white-house-servers
(DeepL翻訳)
クリントン陣営がトランプタワーやホワイトハウスのサーバーに「潜入」し、トランプとロシアを結びつけるために支払った。ダーラム
Tech Executive-1とその仲間は、ドナルド・トランプに関する軽蔑的な情報を収集する目的でEOPのDNSトラフィックなどをマイニングし、この取り決めを利用しました」。
2022年2月12日 17:02pm EST掲載

https://www.foxnews.com/politics/dni-brennan-notes-cia-memo-clinton
(DeepL翻訳)
2020年10月6日 15時52分(日本時間)公開
DNI、ブレナンのメモとヒラリー・クリントンがトランプとロシアのスキャンダルを「あおった」CIAメモの機密指定を解除
ある情報筋によると、ブレナンの手書きのメモは、この件についてオバマ大統領にブリーフィングした後に取られたものだという。
ExCLUSIVE: ジョン・ラトクリフ国家情報長官は火曜日、ジョン・ブレナン前CIA長官がオバマ前大統領に、ヒラリー・クリントンが2016年の大統領選挙を前に「私用メールサーバーの使用から国民の目をそらす手段」として、当時の候補者ドナルド・トランプをロシアと結びつけるとされる「計画」について説明していたことを明らかにする文書の機密指定を解除した。

マコネル氏、上院共和党トップから降りる意向-11月選挙後に
2024年2月29日 3:28 JST 更新日時 2024年2月29日 5:57 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-28/S9KUFOT0G1KW00

マコーネル氏の動きが止まる動画
https://twitter.com/bennyjohnson/status/1684271144684118026

CIA 世界を変えた秘密工作
初回放送日: 2024年2月26日
https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/episode/te/83LX92ZPR1/