米10年国債金利が1.6%近辺にまで上昇してきました。
数か月前のレポートに書いた通り、おそらくここはあっさりと抜けてゆくでしょう。
米10年国債金利で1.0%から1.60%までは
コンベクシティヘッジ(コンベキ)の売り買いでアクセル効果が働きやすいゾーン
であり、1.6%を超えたあたりから金利変動はやや落ち着くものと考えられます。
「コンベキの売り」が発生するメカニズムに関してはこの記事で。

その背景にはエネルギー価格の上昇や、素材・部品のリードタイム長期化があります。
特に欧州の天然ガスは昨年比4-6倍になっているものもあり、インフレ懸念の原因となっています。
さらに長い期間のチャートを見るとコロナ後の急落から回復した程度なのですが、景気回復見通しを背景に根強い先高観があります。

米金利上昇のおかげでドル高が継続。

金利上昇に圧迫されて、株価は調整中。
しかし資源国の株価は強く、上昇している国もあります。
一方で大きく下落している新興国もあります。
その結果、米株が新興国株に対して上昇する「本流」が進みそうで進んでいません。

エネルギー価格の上昇でエネルギーセクターが急反発。
逆にグロース株は金利上昇に圧迫されて、相対的に弱くなっています。





