投資に関して、バフェットは偉大過ぎます。
ただ、それ以外のことについてはまるっきりダメ人間のようです。
たぶんそうではないかと以前から思っていたのですが、私の想像をはるかに上回っていました。

これがまた嬉しいんですよね。

少女漫画のヒーローは容姿端麗・頭脳明晰・スポーツ万能・名家出身。たとえ不良であっても立派な屋敷に住み、堅苦しい家のしきたりや上流階級の生活に嫌気が差している。なぜかそんな彼と平凡な私が恋に落ち…というパターンが多いです。

それに対し、少年漫画の主人公は「ひとつのこと以外はダメ人間」。
あるいは「すべてにおいてダメ人間」。

ほんとダメ。まるでダメ。てんでダメ。

しかしひとたびXXXになるや、別人のような姿になります。敵をなぎ倒し、仲間と助け合い、傷つきながら成長し、人の輪が広がって行くパターンが多いです。


バフェットもまた、少年漫画の主人公を地で行っています。
今でこそ何万の株主を前に話すバフェットも、最初は口下手で内気な少年でした。
大金を払って話し方教室に通ったほどです。

スポーツもいまいち。恋愛もいまいち。
今の日本で言えば陰キャのコミュ障です。
しかしひとたび金儲けや投資のことになると、天才的な能力と情熱を発揮します。
その成長物語にグイグイと引き込まれます。


ダメダメなバフェットの私生活は、大人になっても完全には直らなかったようです。
身の回りのことはすべて最初の妻スーザンまかせ。
スーザンが離れた後は、アストリッド任せ。
投資以外の事はすべて同居の女性に依存しているため、普通とは違う夫婦関係になったのでしょう。

まあ、少女漫画のヒーローとしてはありえないキャラですからね。
女性の立場からはどう思われているのか、あえてここでは掘り下げません。

しかし、それがいい!

投資以外の生活もちゃんとしている

真人間のバフェットなんて嫌だ!

私は強く、そう思うのです。

(続く)