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週末だけのグローバル投資 -生き残りの処方箋-
第180号 エボラ出血熱(10) 日本にエボラが来る頃には
週1回発行
ワイルドインベスターズ株式会社
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スペインでエボラの二次感染者が出ました。
アフリカで感染してスペインで治療を受け死んだ医者(神父)の看護にあたっていた介護士が発病したそうです。
患者との接触は1度、そして死後に部屋掃除をしたといいます。
万全の体制で本国に戻して看護したはずなのに、それでも感染してしまうのがエボラの恐ろしいところ。
危機意識の薄い日本ではどうなることかと思います。
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WHO(世界保健機関)によると10月5日時点で死者は累計3879名、感染の疑いも累計8033名となりました。
1週間で死者が5百人増えましたが、驚くにはあたりません。
ノイズを除くとほぼ「3週間で倍」のペースは変わっていません。
何の対策もないときの感染拡大が、今でも続いているということです。
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ところで興味深いシミュレーションを発見しました。
MOBS-LAB LABORATORY FOR THE MODELING OF BIOLOGICAL AND SOCIO-TECHNICAL SYSTEMS
http://www.mobs-lab.org/uploads/6/7/8/7/6787877/6926688_orig.png
これは今の西アフリカとの航空便数を8割削減したとしても、10月24日までにそれぞれの国でエボラ発症者が出る確率を示しています。
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日本は直行便がなく、西アフリカとは間接的につながっているだけなので多少はマシだと思っていました。
しかしランキング30にも入っていないのは意外です。
日本に入って来る前に他国で頻発する確率が高いということです。
「アメリカに来たから次は日本」ではなく「ガーナやコートジボワール、欧州各地で発症者が多数見つかってから日本に来る」のが順当ということです。
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おそらくこれは直行便のネットワークだけを見ているので、そこからのつながりは考慮していないでしょう。
たとえば西アフリカからフランス・英国・ベルギーあたりで乗り換えて日本に来る人は考慮されていないと思います。
しかし直接的な経路がはっきりしているうちは、まだ深刻ではありません。
逆に言うと「経路不明で日本に入り込む頃には、他国は絶望的なほど感染が広がっている」ということです。
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日本が注意しなくてはならないのは、アメリカ・中国・アジアを経由するルートです。
特に中国は近年力を入れて労働者を派遣していました。
アフリカから中国への直行便は少なくても、何万人もの中国人がアフリカと行き来しています。
逆に広東省にはアフリカ人街があったりします。
そして仮に中国でエボラがアウトブレイクしていたとしても、正確な情報はなかなか出てこないでしょう。
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中国以外にもインド・ブラジル・ナイジェリア・インドネシア・バングラディシュなどの人口大国に広がった場合、もはや封じ込めはできません。
エボラの最終宿主ははっきりしていませんが、大コウモリではないかと言われています。
また西アフリカでは犬がエボラウイルスを持っており、エボラで死んだ道端の死体をガツガツ食べているそうです。
野生動物・ペット・昆虫などがエボラウイルスを持ったまま動き回った場合、人間は外を出歩くこともできません。
世界各国がそんな状態になる前に、西アフリカ感染地域からの渡航を制限するべきだと考えます。
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