3年前に買ったM.2 SSD (256GB)が一杯になったので、同じくM.2 SSD (1TB)にデータを移行しました。「M.2からM.2」は初めてのパターンでした。そこで「新しいM.2 SSD」を「新しいM.2 SSDケース」に入れてPCにUSB接続し、クローンしたあとにSSDを入れ替えるという方式を採用しました。
今回買ったのはロジテックSSDケースLGB-PNV02UC/S(データ移行ソフト付き)という製品。ちょうど3000円でした。もし「データ移行ソフト」が不要なら2500円ちょっとで買うことができます。
データ移行ソフトあり
データ移行ソフトなし
ついでに、今回買った1TBのM.2SSDはウェスタンデジタル。セールで1,000円ぐらい安く拾いました。
さてこの製品とソフト、
それぞれかなり出来が良いと思ったのですが「途中に面倒なトラップ」が待ち構えており一筋縄ではいきません。
私は何度かイヤになって返品しようかと思ってしまいました。しかしそれでは残念なので、注意喚起も兼ねてメモを残してしておきます。
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【注意すべきポイント】
- このケースに「嵌る形状」のM.2 SSDであってもNVMe規格以外は非対応である。
- 「データ移行ソフト」は、適切なサイトからダウンロードしないとシリアルナンバー(S/N)を打ち込んでもダウンロードさせてもらえない
- 「データ移行ソフト」をインストールすると、またシリアルナンバーを求められる。ここで入れるべきは同封されている紙(HD革命 Copy Drive Lite セットアップガイド)に印刷されている別のシリアル番号。
【1】NVMe規格以外は非対応である
M.2(エムドットツー)は接続端子の規格であり、形状には以下の3種類があります。
- M-key
- B-key
- B&M-key
(出所:バッファロー 【かんたん解説】M.2 SSDとは?NVMeとは?)
そしてこのSSDケースはそれらのうち
- M-key
- B&M-key
に対応しています。
しかしそれらの形状であっても、
接続規格
- SATA
- PCIe
通信プロトコル規格
- AHCI
- NVMe
など、規格に違いがあるのです。
(出所:ロジテック NVMeとは?AHCIやPCIeとの違い、NVMe対応SSDの特徴を徹底解説)
そして今回のSSDケースは高速データ転送規格NVMeに対応しており、他はダメなようです。同じ形のM.2SSDであっても、うっかりSATAやAHCIを買ってしまうと使えないということになります。私は今回、NVMeに絞って購入していたので問題ありませんでした。

(出所:アマゾン ロジテック M.2 SSD ケース NVMe USB3.2(Gen2))
【2】「データ移行ソフト」は、適切なサイトからダウンロードしないとダメ
次はソフトウェアです。
ここで「HD革命 Copy Drive Lite」などと検索してそれっぽいものをダウンロードしようとしても、シリアルナンバー(S/N)を打ち込んだら弾かれてしまいます。しっかりとロジテックの「製品サポート情報検索システム」サイトなどから、製品コードを打ち込んで検索しましょう。もし見つからない場合は、添付の「HD革命 セットアップ」の紙に書いてあるURLを手打ちしたほうが早いかもしれません。
今回の場合はここでした。
ここでもまた軽いトラップがあり、一見したところソフトウェアが表示されているだけに見えます。しかしソフト名を押すと隠れリンクになっていて、ちゃんとダウンロードサイトに飛ぶことができます。

そこを押すと、シリアルナンバーを打ち込むサイトにたどり着きます。念のため、自分の製品が「対象商品」となっているか確認してください。
【3】データ移行ソフトのインストール時に求められるのは別のシリアル番号
さてダウンロードしたデータ移行ソフトをインストールしようとすると、ここでもシリアル番号を求められます。私はここで【2】と同じシリアル番号を入力し、弾かれて、途方に暮れました。危うく返品しそうになったのですが、家族が同封されている紙(HD革命 Copy Drive Lite セットアップガイド)の下の方に別のシリアル番号があることに気づきました。それを入力すると無事にインストールすることができました。
後から考えるとここでは「ソフトウェアのライセンスキー」を求められていたんですね。説明書をよく読んでいなかった私が悪いのですが、「シリアル番号」と書いてあったのでSSDケースのシリアル番号を何度も打ち込んでお猿さんのように「ムキー!」となってしまいました。
苦労したのはここまでで、あとはすぐにSSDのクローンが終わりました。200GB超のデータがおそらく10分ぐらいではなかったかと思います。SSDを換装した後も問題なく動いています。
しかしこのような便利なガジェットが、ソフト込みで3,000円とは安いものです。またこれを買っておけば、外付け記憶媒体としてM.2 SSDを使えるわけです。USBメモリはなんとなく壊れやすいイメージがありますが、SSDならもう少しマシかもしれません。多少の苦労はしたものの、最終的には「買って良かった」と思えました。
(終)



