ワイルドインベスターズ投資ブログ

     ~ グローバル投資への扉 ~   関東財務局長(金商)第1173号

2020年03月

中国新型肺炎(2019-nCoV)国別対数グラフ 20200329時点 推定現有感染者数など




20200329時点のデータ。

最近、世界合計が最上段に表示されるようになった。

1日の新規感染者は6万人弱、死者は約3100人。

日本も徐々に増え始めているが、それでも他国に比べると別世界のようだ。


covid19Country20200329




















そして累積感染者数の対数グラフはこの通り。

米国イタリアが中国を抜き、スペインもすぐ抜くだろう。



COVID19TC20200329






















1日当たり死者数ではやはりイタリアスペインがダントツ。

フランス米国英国などがその後を追う。

しかしこれらのグループはややペースダウン。

ただしオランダドイツベルギーの伸びが気になるところ。

イランは頭打ちだが減らず。

ここでも韓国日本の死者は依然として少ないことがわかる。

COVID19ND20200329





















新規感染者数は各国とも頭打ち。

特にドイツスイスあたりは行けるかもしれない。

ただし数が多いとすぐに感染爆発を起こして再加速するので油断はできない。

COVID19NC20200329






















先行指標としての推定現有感染者数も減少に転じる国が増えてきた。

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推定現有感染者数=累積感染者数 - 累積死者数 - 累積治癒者数
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COVID19RC20200329





















同じグラフでY軸を対数にしてみる。

すると全体として減少に転じてはいるものの、率としてはゆるやかなもの。

それでもフランスの減り方は目立つ。

またドイツも鈍化傾向。

オランダもそう見えるが、判断を下すには早すぎるか。


COVID19RCL20200329





















重症者の推移。

中国以外は増え続けており、死者はまだ減りそうにない。


COVID19SC20200329




















(終)

【週末だけのグローバル投資】中国新型コロナウィルスの衝撃 (14)ドルクランチ一服だが推定現有感染者数増加続く


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週末だけのグローバル投資  -生き残りの処方箋- 

第484号 中国新型コロナウィルスの衝撃 (14)ドルクランチ一服だが推定現有感染者数増加続く

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弊社ブログ

中国新型肺炎(2019-nCoV)国別対数グラフ 20200324時点 推定現有感染者数など
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51267898.html

にも書いたように、新型コロナ肺炎の拡大が止まりません。

イタリアでは一日の死者が900人を超え、全世界でも2000人超。

推定現有感染者数
が増えている以上、この災厄は簡単に収まりそうにありません。

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米国の感染者も毎日1万人以上増えています。

その中心はNY州であり、医療崩壊が懸念されています。

しかしペンス副大統領やNY保健当局が「入院するような場合を除いて検査するな」と言っているのに、なぜNY州は検査を増やすのか。

武漢・大邱・イタリアなどと同じ自滅パターンに入ろうとしています。

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一方、株式市場は急反発。

信用収縮が緩み、ドル安かつ円安リスクオンとなりました。

ドル調達がしにくくなってドル高になることを「ドルクランチ」と呼ぶそうです。

その言葉を借りるなら、ドルクランチによる信用収縮は一服しています。

それによって株価も反発したのです。

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「ドルクランチ」は通貨の世界で使われている言葉のようで、最近よく聞くようになりました。

それ以前には2013年や2008年の記事がヒットするぐらいです。

クレジットクランチは資金を貸してもらえず金利が跳ね上がったり資産を投げ売りする現象のこと。

するとドルクランチは「ドルを貸してもらえずに踏み上がる現象」ということでしょう。

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新型肺炎の性質に関して、今週は興味深い記事が多くありました。

会員さんには毎日メールしていますが、ここでは二つだけ取り上げます。

まずは「CTスキャンによる判断」が大変有効であることが自衛隊中央病院のレポートで裏付けられたこと。

これはネットで噂されていたのですが、みなエビデンスを待っていました。

無症状者でもそれで半分はわかるそうなので、感度7割のPCR検査よりも有効と思えます。

「やみくもにPCR検査をするより、CTやMRIで判断してからPCRに回す」という日本のやり方が正解のようです。

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もうひとつは「BCG予防接種が新型コロナ肺炎に有効」という話。

そもそもこれは

「日本型のBCGを義務づけていた旧東ドイツ地域で感染率が低く、新型の西ドイツでは高い」

という現象から注目されるようになったとのこと。

本当に、面白いことに気付く人たちがいるものです。

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日本に有利な材料が多い気がしますが、まだ油断はできません。

首都圏での感染者数はじりじり増え、今は感染爆発のまさに瀬戸際にあります。

先週の三連休は花見をしたり格闘技イベントがあったりなどと、気が緩んでいる感じがしました。

東京都や関東の自治体か外出自粛を要請したことは、良いタイミングだったと思います。

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東京オリンピックの延期も決まり、世界はウイルスとの戦闘態勢。

今は反発している株価も、買戻しが終われば再び下へと向かう場面があるでしょう。

弊社は各国の感染状況を分析しつつ、柔軟に戦略を組み替えるつもりです。



(終)






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気になるチャート20200327 ドルクランチとクレジットクランチ


米国株は3日連続の急反発。

下のチャートを見ても何がどうなったのかわかりにくい。

しかし会員さん用のPDFファイルなら、拡大することで動きがわかる。

LineChartMajorEq1f1_20200327





























ドル高も一服。

ドル調達がしにくくなってドル高になることを「ドルクランチ」と呼ぶそうだ。

最近聞くようになったが、それ以前では2011年に記事があるぐらい。どうやら通貨の世界で使われている言葉らしい。

クレジットクランチは資金を貸してもらえず金利が跳ね上がったり資産を投げ売りする現象だが、ドルクランチは「ドルを貸してもらえずに踏み上がる現象」と考えて良いだろう。

その言葉を借りるなら、ドルクランチによるドル高は一服している。

下のチャートを見ても何がどうなったのかわかりにくい。

しかし会員さん用のPDFファイルなら、(以下略)

LineChartMajorCcyUSD1f1_20200327






























ドルベース対SP500指数は乱高下。

日本・上海・香港が急反発する一方、英国が新興国並みに下げている。

下のチャートを見ても何がどうなったのかわかりにくい。

しかし会員さん用の(以下略)

LineChartMajorEqvsSPX1f1_20200327





























米セクターも極端な動き。

情報技術やディフェンシブが強く、エネルギー・金融・素材が弱い。

LineChartSP10vsSPX1f1_20200327




























日経は対TOPIXで一気に7%下げ、その後急反発し、また弱くなっている。

これは寄与度が高いソフトバンクの影響と言って良いだろう。

REIT指数やマザーズ指数も恐ろしい動き。

下のチャートを見ても何がどうなったのかわかりにくい。

しかし(以下略)

LineChartEqJPNidxvsTPX1f1_20200327





































中国新型肺炎(2019-nCoV)国別対数グラフ 20200324時点 推定現有感染者数など



今回から中国を特別扱いすることをやめ、世界各国のデータを分析する。

下記は昨日のデータ。

イタリア・スペインでそれぞれ700人の死者が出ているのは強烈だ。

米国・フランスも200人超え。

何気なくヤバいのは英国・オランダ・ベルギーなど。

人間の死であるのに、数字に置き換えると感覚がおかしくなってくる。


covid19Country20200324






















次に国ごとのデータをグラフ化してみる。

まず累積感染者数の対数グラフはこの通り。

しかしこれだとほぼ全てが右肩上がりに見える。

わずかに中国韓国が横ばいで日本の感染が抑えられていることがわかる程度。


COVID19TC20200324























1日当たりの死者数はこの通り。

やはりイタリアスペインが群を抜いている。

フランス米国英国などがその後を追う。

イランは頭打ち。

ここでも中国韓国日本の死者が比較的少ないことがわかる。

COVID19ND20200324























死者数は最も重視すべきデータだが、どちらかと言えば遅行指標だ。

予測をするにはまず、新規感染者数の伸びを見るべきと思う。

するとイタリアの伸びが鈍化していることがわかる。

イランも鈍化したかと思ったが、再加速の気配がある。

COVID19NC20200324




















先行性を保ちつつもう少し正確にやるなら、推定現有感染者数の増減を見るべきだろうか。

推定現有感染者数=累積感染者数 - 累積死者数 - 累積治癒者数

として、その前日比増減を視覚化してみる。

するとやはり、イタリアが鈍化している。

ドイツも鈍化傾向か。

米国スペイン英国はまだ上昇傾向。

フランスは今後次第。

中国韓国はずっと前から減少を続けている。



COVID19RC20200324





















同じグラフでY軸を対数にしてみる。

マイナスの数字が消えてしまうが、国ごとに増加ペースが違うことがさらにはっきりわかる。

COVID19RCL20200324





















重症者の推移。

データ自体が怪しい国が多いので、今回は眺めるだけにしておく。

これが減少に向かわないと終息は遠い。


COVID19SC20200324





















(終)

【週末だけのグローバル投資】中国新型コロナウィルスの衝撃 (12)明暗分かれた銘柄・セクター・指数選び



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第482号 中国新型コロナウィルスの衝撃 (12)明暗分かれた銘柄・セクター・指数選び

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新型コロナ肺炎の猛威は止まりません。

イタリアでは毎日の死者が350人・450人などといったペースで増え続けています。

累計では3400人と、ついに中国を上回りました。

イラン・スペイン・フランス・英国・オランダなども感染者・死者ともに増加しています。

日本は今のところ抑えられていますが、予断を許しません。

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そして市場も大荒れ。

WTI原油先物は一時18年ぶり安値となる20ドル台に達し、年初高値から3分の1の価格となりました。

おかげで米エネルギー業種指数は今月に入って約半値になっています。

金融や素材も大きく下げました。

一方で生活必需品指数は-4%程度であり、ほぼ無傷

セクターや銘柄ごとに明暗が大きく分かれています。

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実は弊社、エネルギー業界への投資は避けていました。

なぜならサブプライムショック前のコモディティバブルで過剰投資が行われたと考えているからです。

その頃に開発された、掘削コスト100ドル以上の油田などは今どうなっているのか。

それに投資した人々がどうなっているのか、想像に難くありません。

「何に投資しないか」も、重要な判断だと思います。

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今月はTOPIXが日経に対して7%ほど強いです。

サブプライムショック後からじりじりと上がり続けたNT倍率(日経/TOPIX)も一気に急落

そうなったのは、おそらくソフトバンクが一か月で半値になったからでしょう。

これまでの日経の強さがソフトバンクのおかげなら、最近の弱さもソフトバンクのおかげ。

外国人や個人の売りが出ているのかもしれません。

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このように今月は、銘柄・セクター・指数で大きく明暗が分かれています。

痛手を負った人もいれば、軽傷で済んだ人もいるでしょう。

しかし全体としては、相当のリスクを織り込んだような気がしています。

「あのときが絶好の買い場だった」

と、後から振り返ることになるのではないでしょうか。




(終)






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