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週末だけのグローバル投資 -生き残りの処方箋-
第206号 地政学リスクの考え方(6) 海洋国家の基本戦略
週1回発行
ワイルドインベスターズ株式会社
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しかし日本人の多くは、「米国世界戦略の極東重要拠点」という自分の立ち位置を理解していないようです。
大陸の端に位置する島国は、大陸側に強大な国家を作らせないことが国防の第一です。
大陸を統一した大国は元寇のように、あるいはナチスドイツのように、大陸の端にある島国を襲ってきます。
ですから対岸の大陸国家が常に分裂して争うように仕向けなければなりません。
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英国はその「海洋国家の基本戦略」を忠実に続けました。
ナポレオンが欧州を統一しそうになると、ワーテルローの戦いで叩きます。
ナチスドイツが台頭すると、米国・ソ連と連携して挟み撃ちにして潰します。
冷戦中はロシアが欧州諸国を呑み込んでしまわないようにスパイ合戦を繰り広げていました。
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そのおかげか、対岸には小さな民主国家が並んでいます。
現在はドイツの台頭が気になりますが、まだ英国が脅かされるほどではありません。
もちろんそれには、高山・河川などで分断されて多様性に富んだ欧州は分裂させやすいという地政学上の利点がありました。
海洋国家の鉄則通りに大陸国家を封じ込め、世界を制覇したのが大英帝国ということです。
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それに対し、日本の対岸にある中国やロシアの土地は平坦です。
放っておけば強力な専制国家が現れるので、それを分裂させてお互いに戦わせなければなりません。
それにもかかわらず、大陸国家を支援して自分が責められる馬鹿ぶりを発揮しています。
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中国に資金や技術を与えて強大化させたあげく、今では「尖閣・沖縄をよこせ」と圧力をかけられています。
尖閣に毎日のように領海侵犯されても、「出て行ってください」とお願いするだけ。
小笠原まで中国漁船が出てきても反応はいまひとつ。
第二列島線を突破されたという危機感はありません。
むしろ「中国と一緒に取り締まりましょう」と小笠原の施政権まで渡してしまいそうな間抜けさです。
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なぜそうなるか?
中国・韓国・北朝鮮・ロシアは日本の力を利用してやろうといつも狙っています。
これら大陸専制国家は他人を皆殺しにして利益を独占する文化を持っています。
「共存共栄」が基本の海洋国家とは正反対です。
こちらが好意を示せば、あちらも好意で返してもらえると思ったら大間違い。
甘い態度を示せば「コイツはちょろい」と思われて、どんどん付け込まれます。
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日本の政府・大企業・メディア・教育・通信などを制圧した大陸勢力を取り除くことは容易ではありません。
しかし彼らの手口に気づかないと、日本人は奴隷にされて滅ぼされてしまうでしょう。
(続く)
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