ワイルドインベスターズ投資ブログ

     ~ グローバル投資への扉 ~   関東財務局長(金商)第1173号

2013年04月

まだハーフタイムにもなってない


【週末だけのグローバル投資】

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週末だけのグローバル投資  -生き残りの処方箋- 

第101号 まだハーフタイムにもなってない

週1回発行
                      ワイルドインベスターズ株式会社
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日本株が異常に強いです。

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円高に振れても上がり。
海外指標が弱くても上がり。

「そんなの関係ねえ!」といった風情です。

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ただ、今週末はさすがに警戒感が出ました。

-  日経平均14,000円の達成感

-  投信の設定が来週で一段落する

-  明日から連休入りとなる

-  セル・イン・メイの格言

条件を考える限り、「一時撤収」となってもおかしくありません。

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しかし今年はあまりにも、そう言う人が多い感じがします。

中には北朝鮮の暴発や、
大地震を警戒してポジションを落とした人もいます。

頭で考えたら「いったん売り」。

しかし心の奥底では「下がったら買いたい」と言っているように聞こえるのです。

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ぼちぼち来季の業績見通しが出て、失望売りが出てきています。

高すぎた期待はいったん剥がれるでしょう。

しかし景気回復が金融相場だけで終わった例はほとんどありません。
いずれ業績は上方修正され、業績相場が始まります。

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金融相場と業績相場の間、
いわゆる「踊り場」の調整はせいぜい1割です。

それを稼ぐためにいったんポジションを落とすのは
得ではないかもしれません。

業績相場に入れば、少なくともあと3割の上昇は期待できます。

そして前半の金融相場ですら、まだ終わっていないかもしれないのです。

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賢い投資家は、いったんポジションを減らすと思います。

しかし多くの投資家が押し目を買いたいと考えていれば、
ほとんど下がらないかもしれません。

連休中にレンジを突破して円安になったり、外国株が上がったりしたら、
ショートカバーと買い直しで日本株はブチ上がるでしょう。

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賢くて冷静な投資家がいつも儲けるわけではありません。
バブルのときは特にそうです。

さらに経験を積んだ投資家はそのことを知っており、
「馬鹿になって買え!」と叫ぶときがあるのです。

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今はまさにバブルの真っ最中。

まだハーフタイムにもなっていません。

そんなときに一時的な下げで儲けようとするのは、
非効率であり危険なことです。

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「馬鹿になって買え!」

「いったん下がりそうだからと買いを減らしたり、空売りをするな」


これはバブル相場における最良のアドバイスと思います。




(終)


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気になるチャート 20130426

日本株が世界を牽引している。
MSCIワールドとの相対株価を見れば明らか。


LineChartMajorEqvsMXWO1f1_20130426 



























米国
や新興国(黒)も下げ止まってきた。
LineChartMajorEq1f1_20130426



























通貨市場では小幅ながら高に揺り戻している。
それでも日本株は高値を更新するから恐ろしい。

LineChartMajorCcyUSD1f1_20130426














 












今週ブチ上がったのはマザーズJASDAQなど新興市場や小型株。
ストップ高連発で銘柄を知らないと踏み込めない。



LineChartEqJPNidxvsTPX1f1_20130426

 

























東証セクターでは大きく出遅れていた素材株が急速にキャッチアップしてきた。
下の相対株価だとちょっとした反発に見えるが、絶対的な率にすると大きい。
米国でも同じようなことが起こっている。

LineChartTPX33vsTPX1f2_20130426
 

























LineChartTPX33vsTPX1f3_20130426 



























欧州PIIGSの株価も上向き。
日銀の資金供給でソブリン金利が低下したからだろう。

LineChartEqEU2inEUR1f1_20130426

 

気になるチャート 20130419

海外株は軟調になってきたが、日本株はしぶとい。
ひとりだけ逆行高となっている。
LineChartMajorEq1f1_20130419



 






















為替は安が続く。
日本の政策に文句をつけるのは韓国だけ。
LineChartMajorCcyUSD1f1_20130419





























日本株を見ると大型株への流入が一服し、小型に物色が広買っているようだ。
LineChartEqJPNidxvsTPX1f1_20130419
 


























米国業種では消費財必需品ヘルスケアが好調。
ハイテクは下がっているが、ジョブズ死後のアップルを成長させ続けるのは難しい。

LineChartSP10vsSPX1f1_20130419 



























今週はゴールドが急落するなど、コモディティが軟調だった。
日本のような国にはありがたい。
ただしロシアなど資源国の中にはキツイところが出てきている。。

LineChartCmdtyIDX1f1_20130419 

日銀「異次元緩和」のインパクト(3) 長期金利はどこまで上がるか


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第100号 日銀「異次元緩和」のインパクト(3) 長期金利はどこまで上がるか

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「異次元緩和」で円安と株価上昇が続いています。

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自民党の政策を見れば株価上昇は確定だったわけですが、
日銀がその意思と手段を示したことでバブルへの確信が深まったことでしょう。

そして今回、カギを握っているのは日本の長期金利です。

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ここから「長期金利」「長期国債金利」と言ったら、
日本の10年固定利付国債だと思ってください。

20年、30年といったより長い国債や、
変動利付国債、インフレ連動国債などありますが、
それらについて書くときはそのように明示します。

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もしインフレ2%が定着したら、
長期国債金利は2%を超えるはずです。

毎年通貨価値が2%のペースで下がる、
それ以下の金利をもらっても損してしまいます。

インフレによる損と、それ以上の金利上昇リスクに対して余計な報酬をもらいたいので、
おそらく3%ぐらいにはなるでしょう。

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では、すんなりとインフレ2%が定着するのか?

私を含め、みんなそうは思っていないと思います。

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ひとつのシナリオは、
「達成したらすぐ政策転換」
というものです。

もし政府・日銀がこの政策を異常だと思っており、
できる限り早くやめたいと願っているのであれば、
インフレ2%を一瞬だけ達成してすぐに異次元の緩和策は打ち切られます。

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これは非常にわかりやすい転換シグナルです。

世界経済は大きな柱を失うことになり、
不況に陥る可能性が高くなります。

ということはインフレ率が2%に近づくにしたがって、
株も不動産も上がらなくなるということです。

長期金利はバブル崩壊後の不況まで織り込み始めるので、
2%までは上がりません。

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もうひとつのシナリオは、
「達成後もインフレ2%期待を維持するため緩和継続」
というものです。

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目標達成のめどは2年ですが、「そこで終わり」とは言っていません。

インフレ期待が定着し、人々の思考回路や行動が変わるまで
緩和を続ける可能性もあるわけです。

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実はこちらのほうが政策としては本筋です。
目標を一瞬だけ達成して「はい終わり!」ではまずい。

あたかも消費税を引き上げるために
一時的な景気回復を演出したように見えてしまいます。

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しかしこれは諸刃の剣です。

人々がインフレ2%を前提とすれば、
長期金利はやはり3%を超えてくるでしょう。

そんなことをしたら利払い負担が激増して株や不動産が下がり、
結局は景気が腰折れしてしまいます。

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どうせ不況になるなら長期金利が2%を超えるリスクを取るより、
達成して「ハイ終わり!」のほうがわかりやすくて安全かもしれません。

そのほうが長期金利は乱高下せずに、
低位安定を保てます。

「達成したらハイ終わり」は一見問題あるように思えますが、
状況を考えるとこれもかなり有力なのです。

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まとめます。

インフレが2%を超えるまで長期金利は2%を超えません。
せいぜい1.5%までというところでしょうか。

インフレが2%を超えても緩和策を継続するなら、
長期金利は一瞬跳ね上がるかもしれませんが
そのあと景気が腰折れして1.5%以下に戻ってくると考えます。

つまりここ4年以内に長期金利が2%を超える状態が定着する可能性は低い。
ということです。

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日本の債務増加から財政破綻。
そして金利上昇のシナリオを気にする方もいると思います。

しかし今の政府・日銀は通貨価値よりも
資産価値や景気を優先しています。

今の政策を維持するなら、
日本の財政破綻の可能性はかなり減ったと言えるでしょう。

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4年以内に日本の長期金利が持続的に2%を超えるケースがあるとしたら、
世界的好景気に支えられ、金利上昇を問題としないほどの増益が続くときです。

ということは、私の予測が外れることが
ベストシナリオと呼べるかもしれません。


(終)


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気になるチャート 20130413
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気になるチャート 20130413

ふたたび円安に火が着いた。多少の調整はあっても最終的には1ドル120円ぐらいまで行くだろう。
LineChartMajorCcyJPY1f1_20130413



























対ドルで見るとの急落はもちろん、ユーロなどの反発が目立つ。
新興国通貨も反発しているので売るのは危険。
LineChartMajorCcyUSD1f1_20130413



 






















現地通貨ベースの株価でも、日本株のキャッチアップが顕著だ。
異次元緩和は目論見通り動いている。
LineChartMajorEq1f1_20130413


























今週はコア30(黒線)など大型株に資金が来たようだ。
買われる銘柄を見ると外人かなと思う。

LineChartEqJPNidxvsTPX1f1_20130413





























欧州ソブリン問題が落ち着いているのは日米の緩和の効果と考える。

LineChartEUR5YrGovSprd1f1_20130413


























コモディティはやや軟調。
この程度であれば日本にはプラスだ。


LineChartCmdtyIDX1f1_20130413















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