ワイルドインベスターズ投資ブログ

     ~ グローバル投資への扉 ~   関東財務局長(金商)第1173号

2013年02月

気になるチャート 20130222

先週のG20では、周辺国の期待に反して円安は問題とされなかった。むしろ為替操作するなと釘を刺されたことで、日本以外の国が苦しい立場になったといえる。
 
しかし米FOMC議事録(1月分)が公開され、毎月の資産買い取りに疑問を抱く委員がいることが判明した。QE3終了の思惑で米ドルと日本円が高くなっている。

円安トレンドもちょっとお休み気配。


LineChartMajorCcyJPY1f1_20130222



























株は日米が支えているが、新興国は調子が悪い。
特にブラジルは通貨高と株安に苦しんでいる。

LineChartMajorEqinJPY1f1_20130222



























欧州株はドイツ以外ヘタレてきた。
LineChartEqEU2inEUR1f1_20130222




























日本株ではマザーズが一気に調整し、また出直っている。
LineChartEqJPNidxvsTPX1f1_20130222


























コモディティは下がっている。
特に金や銀の下落は気になるところ。
しかし一般的にはインフレ懸念が薄まり、先進国にとっては朗報と言える。
LineChartCmdtyIDX1f1_20130222




G20でとやかく言われる筋合いはない


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週末だけのグローバル投資  -生き残りの処方箋- 

第94号 G20でとやかく言われる筋合いはない

週1回発行
                      ワイルドインベスターズ株式会社
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週末のG20を控えて、「超円高」の是正が一休みしてます。

急激な「円安」を各国が不快に思い、
何らかの声明が出されるかもしれないと警戒されているようです。

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はっきり言いましょう。

日本は断じて、「為替操作国」ではありません。

他に吊し上げられるべき国はたくさんあります。

日本がとやかく言われる筋合いはなく、
名指しで糾弾される可能性はほぼゼロと言って良いでしょう。

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それでは、いったい誰が「円安を懸念」しているのか?

超円高が終わって困るのは
日本の輸出産業のライバルである韓国・中国ぐらいです。

その指令を受けた日本のマスメディアが、
「国際社会は円安を容認しない」と騒いでいるだけなのです。

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韓国・中国は、日本から技術を移転してもらったり、
技術者を引き抜いて日本と同じものを作ります。

彼らが得意な電機・自動車・鉄鋼・造船などの産業は、
そうやって世界シェアを広げてきました。

日本  →  韓国・中国

技術は常にこの方向で流れています。
彼ら独自の技術で、日本がマネできないものはほとんどありません。

「日本が得意なものを、後追いで真似して市場を奪う」
そのために彼らは、通貨を安くしておかなければならないのです。

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日本が民主党政権になってから、
中国・韓国はウハウハの大儲けでした。

「自虐円高政策」を採って、失業と倒産を一手に引き受けたからです。

日本の輸出企業は良いものを作っても売れず、
工場・技術・人材を切り売りしました。

それを中国・韓国が拾って、日本企業をシェアをどんどん奪って行きました。

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ここで日本が適正な円レートにしたのでは、
日本の製品が売れて企業が復活してしまいます。

日本企業のリストラに乗じて、
技術者を引き抜くことが難しくなります。

それが死ぬほどイヤな人たちが
「超円高を是正するのはやめろ!」
「日本の産業を復活させるな!」
と騒いでいるのです。

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G20では、為替の問題が話し合われると言われています。

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しかし、日本が責められる筋合いはありません。

安倍政権は「デフレから脱却する」と宣言しただけで、
まだ何もやってはいません。

為替に対して水準を示唆したり、介入したりなど一切していないのです。

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通貨安そのものが問題になるなら、リーマンショック前から25%安になっているユーロや、
3割安になっている韓国ウォンを問題にするべきでしょう。


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政府が為替市場に介入することを糾弾したいなら、
スイス・韓国・中国・ブラジルあたりを吊し上げるべきです。

中国は今でこそ少しづつ元高にしていますが、
94年にいきなり5割切り下げて「世界の工場」に躍り出たことを忘れてはなりません。

これらに比べると日本は「為替操作国」に該当しません。
むしろ今まで良く耐えたと褒めてもらって良いぐらいです。

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ましてやユーロ安でウハウハ儲けている
ドイツに何か言われる筋合いはありません。

統一通貨ユーロというかなり無理のある社会実験に対し、
日本は欧州安定化基金(EFSF)債を買ってそれを支えています。

日本の為替がどうたらと文句を言うのであれば、
これらの負債はすべてドイツが引き受けるべきでしょう。

ギリシャもスぺインも、ドイツが支援すべきです。

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日本のメディアは、日本企業の復活を喜びません。

これからも各国要人の発言を捻じ曲げたり、
意図的に選んで報道することで、円高是正を阻止にかかるでしょう。

彼らの言うことを鵜呑みにしていると
余計な売買をして利益を減らすことになります。

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ニュースは日本語だけでなく、なるべく原文をあたること。

マスメディアが意図的に流す、「円高是正阻止」の意見に惑わされないこと。

これらを心掛けて、本質に沿った投資を続けましょう。


(終)





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気になるチャート 20130215

G20を控えて超円高是正はややスローダウン。
ここから先は「期待」ではなく業績や景気上昇と言った「実績」を見たいところ。
LineChartMajorCcyJPY1f1_20130209


株の上昇も鈍っているが、米国だけが持ちこたえている。
これは下落を暗示することもあるが、米国が踏ん張るうちに他国が回復する場合もある。

LineChartMajorEqinJPY1f1_20130215


日本株はコア30(黒)など大型株が牽引。
マザーズはバブルが消えた感じで、復活待ち。

LineChartEqJPNidxvsTPX1f1_20130215









欧州株はいろいろ言われながらも安定している。



LineChartEqEU2inEUR1f1_20130215

米業種では一般消費財資本財金融などが上向き。

LineChartSP10vsSPX1f1_20130215


気になるチャート 20130209


円高是正が良いペースで進んでいる。
一部通貨は適正値に近づいていると思うが、為替はオーバーシュートするのが常。
ここいらあたりでは終わらないだろう。

LineChartMajorCcyJPY1f1_20130209


円ベース株価指数では、米国が着実に回復している。
産業の強さと政策の適切さは、他国を引き離している。
米国株は安心して買える資産だと思う。

LineChartMajorEqinJPY1f1_20130209



日本株の主要指数を比較すると、コア30(黒)が再び上昇してきた。
値段関係なく買ってきている人がいる感じがする。
マザーズのバブルは一服の様子。

LineChartEqJPNidxvsTPX1f1_20130209



欧州株価はユーロベースでは冴えない。
ユーロ高の影響と、ソブリン問題がくすぶっているからだろう。
LineChartEqEU2inEUR1f1_20130209




コモディティ価格はリーマンショック時よりも安定している。
これなら途上国の政情不安の可能性もまだ低いだろう。
LineChartCmdtyIDX1f1_20130209

パフォーマンス 2013年1月




2013年1月の成績です。

  1. 「永久保有」はディフェンシブがほとんどですが、一部の成長銘柄と欧州通貨高のおかげで+11%弱の収益率でした。
     
  2. 「グローバルマクロ」はロングショートと通貨オーバーレイで収益をさらに上乗せし、+15%弱でした。
     
  3. 「個別銘柄」はロングに傾けずにいたことから立ち遅れましたが、循環物色を利用し終盤にかけてキャッチアップし+6%強の収益率でした。



+10.76%  永久保有

+14.78%  グローバルマクロ

+  6.35% 個別銘柄 


(参考)
+11.16% MSCIワールド 





永久保有ポートフォリオ
PfmcEternal_20130201

 






グローバルマクロ
PfmcMacro_20130201

 





個別銘柄
PfmcStockPick_20130201

 


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