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週末だけのグローバル投資 -生き残りの処方箋-
第31号 円高は「失業を輸入」するのと同じ
週1回発行
ワイルドインベスターズ株式会社
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
1ドル77円台に突入しました。
*****************************************
しかしチャートを見るとわかるのですが、
ドル円ユーロポンドなど主要通貨が安くなり、その他の通貨は高くなっています。
つまり円が強いのはドル・ユーロ・ポンドに対してだけで、
その他の通貨に対してはそれほど下がっていないということです。
*****************************************
これは困ったことです。
というのも輸出品のライバルとなる米英欧に対して円が高いと、
輸出競争に不利になるからです。
*****************************************
以前から書いていることですが、ゆるやかな通貨安にはいくつもメリットがあります。
- 輸出が増える
- 海外への投資で利益を出しやすくなる
- デフレを防ぐことができる
- 生産拠点が日本に戻って来る
これによってキャッシュが生み出されると、国内の雇用が維持できます。
ノウハウ(暗黙知)が内部に蓄積され、強い会社が生まれます。
地域が活性化し、次の世代を育てる余力が出ます。
だからアメリカも中国も韓国も、通貨を安くしたがるのです。
*****************************************
たとえば今、騒がれている米国のデフォルト。
あれは基本的に政争であり、欧州債務危機とは深刻さが違います。
クリントン政権時代も同じことがありましたが、債務上限引き上げで何事もなく終わりました。
むしろこの騒ぎでドル安が進んだため、世界最強の米国企業がますますウハウハに儲かることになります。
*****************************************
翻って日本はどうでしょう?
通貨高を容認するということは
輸出を妨害し、デフレを進め、生産拠点や雇用を海外に流出させていることになります。
つまり失業を輸入しているのです。
~~~~~~~~~~
*****************************************
もちろん、円高に負けない産業構造を作ることは大事です。
しかし円高で経済活動を妨害しておきながら、「死ぬまで頑張れ」はないでしょう。
実際に今週の決算では、企業の悲鳴が聞こえてきそうな結果でした。
*****************************************
マクロの方向性がはっきりしているので、収益は上げやすい局面です。
ただそれとは別に、わが国の金融経済が無策のまま弱ってゆくという大きな問題が残されています。
ずっと前から言われているのですが、いっこうに改善する気配がありません。
(終)
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発行責任者 ワイルドインベスターズ株式会社
バックナンバー http://archive.mag2.com/0001237271/index.html
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つまり円が強いのはドル・ユーロ・ポンドに対してだけで、
その他の通貨に対してはそれほど下がっていないということです。
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これは困ったことです。
というのも輸出品のライバルとなる米英欧に対して円が高いと、
輸出競争に不利になるからです。
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- 輸出が増える
- 海外への投資で利益を出しやすくなる
- デフレを防ぐことができる
- 生産拠点が日本に戻って来る
これによってキャッシュが生み出されると、国内の雇用が維持できます。
ノウハウ(暗黙知)が内部に蓄積され、強い会社が生まれます。
地域が活性化し、次の世代を育てる余力が出ます。
だからアメリカも中国も韓国も、通貨を安くしたがるのです。
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たとえば今、騒がれている米国のデフォルト。
あれは基本的に政争であり、欧州債務危機とは深刻さが違います。
クリントン政権時代も同じことがありましたが、債務上限引き上げで何事もなく終わりました。
むしろこの騒ぎでドル安が進んだため、世界最強の米国企業がますますウハウハに儲かることになります。
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翻って日本はどうでしょう?
通貨高を容認するということは
輸出を妨害し、デフレを進め、生産拠点や雇用を海外に流出させていることになります。
つまり失業を輸入しているのです。
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もちろん、円高に負けない産業構造を作ることは大事です。
しかし円高で経済活動を妨害しておきながら、「死ぬまで頑張れ」はないでしょう。
実際に今週の決算では、企業の悲鳴が聞こえてきそうな結果でした。
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マクロの方向性がはっきりしているので、収益は上げやすい局面です。
ただそれとは別に、わが国の金融経済が無策のまま弱ってゆくという大きな問題が残されています。
ずっと前から言われているのですが、いっこうに改善する気配がありません。
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